スイカのカロリーは?食べ過ぎたら太るのか心配??すいかのカロリーを比較検証
すいかのカロリーどのくらい?
すいかってほとんど水分って聞くけど、カロリーってどのくらいなの?
と疑問に思ったことありませんか?
基本的に水分が多い野菜や果物でも、カロリーがないということはありません。
ダイエット中なら、食べ物のカロリーってとても気になりますよね。
今回は、すいかのカロリーについて詳しく知っていきましょう!
年間3万個以上のすいかを選別出荷しているすいか農家で野菜ソムリエプロASUKAがすいかのカロリーについてお話します。
すいかのカロリー
・すいかのカロリーは37kcal / 100g中
『意外とあるな!』と思いましたか?
それとも『低めだな!』と思いましたか?
すいかは、ウリ科・スイカ属の食材。
90%以上は水分ですが、しっかりと栄養素を含んでいます。
炭水化物や果糖も含むので意外にあるな!と思われた方もいるかもしれません。
すいかとのカロリー比較
このすいかのカロリーが高いのか?
そもそもそれがピンとこないですよね。
では他の果物と比較してみましょう。
すいかと比較した他の食材のカロリー(100g中)はこのような感じです。
すいか | 37kcal |
メロン | 42kcal |
梨 | 43kcsl |
ブドウ | 59kcal |
ちなみにすいかと同じ時期に食べる夏野菜と比較すると・・・
すいか | 37kcal |
きゅうり | 14kcal |
トマト | 19kcal |
やはり野菜は低カロリーなことがわかります。
果物は果糖や炭水化物も含まれていますからね。
すいかの主な栄養素
・リコピン
・βカロテン
・カリウム
・シトルリン
・ビタミンC
– リコピン
抗酸化作用が期待できるうれしい栄養成分。 ー代謝をサポートすることでお腹の脂肪を減らすといわれているとの事で、ダイエットには積極的に摂りたい成分。
– βカロテン
緑黄色野菜に豊富に含まれる成分。ビタミンAとして機能し、肌の老化やガン予防にも効果が期待できます。
– カリウム
ミネラル成分の一つ。余分な水分を体外に排出する作用があるのでむくみ改善・デトックス効果が期待できます。
– シトルリン
血流の改善や血管を若返らせる作用があり、冷え症の改善・むくみの予防・血圧抑制効果が期待できます。
– ビタミンC
ご存知の通り美肌効果やお肌にもうれしい成分。
すいかの主な健康効果
- アンチエイジング効果
- 日焼け予防
- 動脈硬化や脳梗塞の予防
- ダイエット効果
- 夏バテ予防
すいかの栄養素については、別な記事で詳しく紹介していますのでそちらご参照ください。
すいかは太るのか?
個人的結論からお伝えすると、食品の中では太らない食材の部類だと思います。
一般的なジュースのカロリーをご覧になったことはあるでしょうか。
45kcal/100gあたりが多い傾向があります。
その点、すいかはカロリーがあるといっても低カロリーと言っていいでしょう。
また、美容効果の期待できる栄養素も持っています。
例を挙げてみますが、夏場につい冷たいものが食べたくなりますよね。
ひんやりを求めてつい口にしがちなアイスクリーム。
バニラアイス(ラクトアイス)は200kcal以上/100gです。
それらをふまえても、すいかは間食としては太らない食材といえるのではないでしょうか。
野菜ソムリエプロとしては、すいかは決して太る食材ではないとお伝えしたいです。
なんでもそうなのですが、健康維持にはバランスの良い食事が基本です。
低カロリーだからといって暴飲暴食しては、太らない食材でも太る原因にはなり得ますので、おすすめしません。
余談ですが、
『食欲がなくて、すいかなら食べられるから・・・』
と買いに来てくださる方もいるのは事実。
バランスの良い食事は基本ですが、すいかには炭水化物やビタミンミネラルも含まれていますので、
食欲がなくてごはんが食べられない場合は、夏バテ予防にもすいかを食べていただくのは良いのかなと思います。
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この記事を書いた人
野菜ソムリエプロ ASUKA
EDENの農作物と一緒にぬくもりを、そして野菜ソムリエとしてちょっと役立つ情報をお届けいたします。4人の母で自分自身も消費者として家族の健康を考えた食事にも関心が高いです。