もっちり食感!モチモチ派におすすめのお米”夢ごこち”
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日本で登録されているお米の種類は?
みなさんは普段食べるお米にこだわりありますか?
親戚から安く買っているという方や、とにかく安いお米を探して買う!なんて方も多いのではないでしょうか。
人によっては、もっちり派が好き・あっさり派が好き、など好みにも個人差がありますよね。
今や国に登録されているお米の品種は、うるち米だけでも令和4年時点で、300品種以上あると言われています。
近年ではふるさと納税の返礼品としてお米の取り扱いが増えたこともあり、代表的に知られているコシヒカリ以外にも最近ではさまざまなブランド米を見かけるようになりました。
一口に”お米”いっても、その個性はさまざまです。
お米の品種それぞれの特徴を知って、自分好みの銘柄を探していくと、毎日の食事がさらに楽しみになるかも。
とはいえ、品種がありすぎて何のお米を選べばよいかわからない!という方も多いかもしれません。
そんな方の参考におすすめなのが、お米チャートです。
※五つ星お米マイスター西島豊造さんによる、服須稔平均値の食味チャート参照
ただし、あくまで食感や食味の感じ方には個人差があるので、参考ととしてとらえましょう。
そして今回モチモチしたお米が好きな方におすすめしたお米は、ミルキークイーンに並ぶもっちり食感の「夢ごこち」という品種のお米です。
もっちりとしたお米の魅力
「夢ごこち」の魅力は、何といっても冷めても美味しいもっちり食感。
低アミロース米なので、やわらかく、ふっくらとしていて冷めてもおいしさが持続。
お弁当やおにぎりにもおすすめ。ご飯を炊く時は、やや水を少なめにするとよりおいしく炊き上がります。
古米などパサパサしがちなお米に、夢ごこちを少し混ぜてご飯を炊くとモッチリとしたご飯が味わえるという裏技も。
お米が古くなり食感が劣ってきたと感じるときはぜひ試してみてください。
もっちりとした食感の秘密
もっちりとしたの秘密は“低アミロース米”というところにあります。
「夢ごこち」は、コシヒカリの突然変異からうまれた低アミロース米品種で、もっちりとやわらかめの食感が人気のお米です。
低アミロース米とは、アミロースの含有率が一般的なうるち米よりも低いお米のことをさします。
アミロースが少ないと、粘りが強くてモチモチとしたご飯に炊きあがり、冷めても食味が落ちにくいのです。
特に近年ではもちもちとおいしい低アミロース米への注目が高まっています。
“夢ごこち”のアミロース含有量は、モッチリとした強い粘りが特徴と言われる“コシヒカリ”より玄米成分中で約2%低く、コシヒカリを越えるモッチリ感。
低アミロース米の代表的品種とも言える「ミルキークイーン」に並ぶのが、ここで紹介している「夢ごこち」です。
もっちりお米の栄養価
夢ごこちに限らず、お米の主成分は炭水化物ですが、それ以外にもさまざまな栄養素が含まれています。
お米の主な栄養素は下記の通りです。
【お米に含まれる主な栄養素】
・炭水化物
・たんぱく質
・脂質
・カルシウム
・鉄分
・マグネシウム
・亜鉛
・食物繊維
・ビタミンB1
・ビタミンB2 など
お米の栄養素詳細はこちらのページをご覧ください。
もっちりとしたお米の選び方
前述した通り、現在登録されているお米の品種は300種類以上あります。
実際食べてみないと自分が好きなお米かどうかわかりませんよね。
ある程度の参考にはやはりお米チャートが役立つと思います。
お米の食味も人それぞれ感じ方は違いますので、今ネットで検索すると出てくるお米チャートも若干異なるものがほとんど。
あくまで参考として活用するのがおすすめです。
ここでは、一般的においしいお米の見分け方のポイントだけお伝えしておきましょう。
おいしいお米の見分け方の3つポイント
1.精米日
お米は空気に触れると酸化が進むので、精米をすると空気に触れる面が増えて玄米より食味の劣化が早まります。
精米後は夏場なら2週間、冬場なら1か月程度で食べきるのがおすすめです。
購入をするときは、精米日を確認して、精米から日が経っていないものを選びましょう。
農家直送で購入する場合は、精米したてが届くので安心です。
2.保存状態
精米日とあわせてチェックしたいのが保存状態。
保存状態が悪いものは食味の劣化も早いので、直射日光を避けて湿気のない涼しい場所で保存しましょう。
3.袋の状態
袋に汗をかいていたり、破れていたりするものは避けましょう。
袋に水分が付着していると、お米が湿気を吸って劣化します。
また、袋に破れがあると異物や虫の混入の原因にもなるので要注意です。
品種から見るもっちりとしたお米
夢ごこち以外でももっちり派のお米はさまざまあります。
モチモチ食感で甘みが強いお米の代表的品種といえば「ミルキークイーン」でしょうか。
お米の食味チャートで同じ属性の品種は他にも「だて正夢」などがあります。
「だて正夢」は宮城県で震災復興への祈りをのせて誕生したお米です。
その他にも、コシヒカリ、キヌヒカリ、ゆめぴりか等が挙げられます。
生産地から見るもっちりとしたお米
日本では、土地の風土や気候に合わせて、さまざまな種類の米が生産されています。
日本のお米の生産量の上位5都道府県は以下の通り。
【お米の生産量ランキング】
1位 新潟
2位 北海道
3位 秋田
4位 山形
5位 宮城
※東北農政局お米の生産についてページ参照
もっちり系の代表的品種、「ゆめぴりか」や「ミルキークイーン」は、北海道や東北が主な産地のようです。
お米全体量の約3割に近いお米は東北で栽培されていることもあって、「夢ごこち」は東北での栽培が多いような印象ですね。
農林水産省の[JAPAN] “お米の国・ニッポン”を再発見!ページでは、どこでどんな品種を作っているのか、米の収穫量と作付上位品種を、都道府県ごとに紹介してくれています。
品種によって主な産地が記載されていますので、参考にしてみてください。
おすすめのもっちりとしたお米
もっちり食感のお米といっても本当にさまざまあります。
好みにも個人差があるので、いろんな品種を食べ比べしてもらいたいところ。
おすすめの品種といえば、やはりEDENでお届けできるのが「夢ごこち」なので、そうお答えするのはお察しの通りです。
ただ、その他にも筆者の私が食べたことがある中で言えば下記のような品種があげられます。
もっちりお米おすすめ
(やわらかめ)
・ミルキークイーン
・ゆめぴりか
・コシヒカリ
(しっかり食感)
・つや姫
・雪若丸
もっちりとしたお米の美味しい炊き方
お米の基本的な炊き方は以下の通り。
大きく分けると以下の5つの手順があります。
①お米をはかる
②手早く洗う
③水加減(お米1:水1.2が目安)
④炊く前に水に浸す
⑤炊きあがったらやさしくほぐす
迷うところもないと思いますが、美味しく炊くポイントは、お米をしっかり計量することでしょうか。
お米の炊き方を詳しくこちらの記事に記載していますので、よかったらご参照ください。
水加減のポイント
もっちりとしたお米「夢ごこち」や「ミルキークイーン」などの低アミロース米を炊く時のポイントは、水を少なめにすること。
やわらかく炊き上がりやすいため、炊く時の水の量は気持ち少なめにしておきましょう。
美味しく食べるのコツ
炊きあがったら全体をやさしくほぐします。
ほぐすことで釜の中の温度が均一になり、お米の旨味が引き立りふっくらごはんになります。
もっちりお米のおすすめ食べ方
もっちりお米は冷めてもおいしいので、お弁当やおにぎりにぴったり。
さらに炊き込みご飯もおすすめです。
炊き込みご飯は調理によって粘り気がなくなってしまう場合もあるので、粘りの強い夢ごこちやミルキークイーンなどで作るとおいしく仕上がります。
もっちりお米は美味しさと安心で選ぼう
お米を選ぶとき、食味の好みだけでなく“栽培”について知るのも重要なポイントです。
農薬や化学肥料の使用量を抑えて育てられた、子どもや家族が安心して食べられるお米を選びたいですよね。
毎日食べるお米だからこそ、せっかくなら自分好みのお米を、信頼できる農家さんから直接購入すれば、より安心して食べることが出来るのではないかと思います。
よかったら、EDENのお米「夢ごこち」味見してもらえたら嬉しいです。
EDENのお米は節減割合は農薬8割減/化学肥料9割減。
(※参照資料:特別栽培農産物認証登録証)
田植え直後の散布一回のみの農薬使用、肥料はほぼ有機肥料のみ使用しています。
この記事を書いた人
野菜ソムリエプロ ASUKA
EDENの農作物と一緒にぬくもりを、そして野菜ソムリエとしてちょっと役立つ情報をお届けいたします。4人の母で自分自身も消費者として家族の健康を考えた食事にも関心が高いです。