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「黄色いすいか」はどんな味?赤いすいかとの違いや特徴をすいか農家が解説

黄色のすいかとは?

夏になると食べたくなる、すいか。
最近では春先から秋まで楽しむこともできるようになりましたが、やっぱり夏の暑い時期に食べるすいかはシャクシャク食感とみずみずしい美味しさで夏を感じさせてくれます。
店頭に並ぶのはほとんどの場合赤いすいかですが、ごくたまに見かける黄色のすいか。
ここ最近は果肉が黄色いすいかを目にする機会も増えたように思います。
「黄色のすいかは赤いすいかと味が違うの?」「黄色いすいかっておいしいの?」とちょっと不思議に思ったことはありませんか?
黄色いすいかはどんな味?おいしいの?
黄色いすいかってどこで買えるの?
そんな疑問に答えるべく、今回はちょっと珍しい黄色いすいかについてのお話です。

黄色いすいか

黄色いすいかの特徴

果肉が黄色いすいかは、赤いすいかと同じウリ科スイカ属に分類されます。
果肉の黄色いすいかを種苗界ではクリームスイカとざっくりした分類で指す場合もありますが、その中でも品種はさまざまです。

黄色のすいかの品種一例としては、大玉すいかで「こがね」・「こがねスペシャル」・「サマークリーム」
それから幻のゴールデンすいかと呼ばれる「金色羅王」。
小玉すいかでは「黄こだまH」・「美黄姫」・「月姫」などが挙げられます。

ほとんどの場合、外側の皮は黄色いすいかも赤いすいかと変わらないため、外見で区別することができません
果肉の色はレモンイエローのような鮮やかな黄色をしています
品種により多少異なりますが、黄色いすいかの多くは、シャリシャリとした歯触りとさっぱりとした甘みが特徴です。

EDENで栽培している黄色いすいかは夏季(8月)限定でこちらの販売ページからご購入可能です。

黄色いすいか

黄色すいかと赤いすいかの違い

黄色いすいかと聞くと、「赤いすいかを遺伝子組み換えしたもの?」と思いがちですが、実は逆なのだそう。すいかはウリ科の一種なので、原種のすいかの果肉は、もともと白色や黄色だったそうです。遺伝的に黄色が優性のため、赤いすいかと掛け合わせると黄色いすいかがになるんだとか。すいかの原種はウリに近い味だったものが、あまくおいしくなるように品種改良される中で、赤色をもつ遺伝子が糖度に関わることが判明し、赤いすいかが主流になったといわれています。

黄色いすいか

栄養成分の違い

黄色いすいかと赤いすいかは、見た目通り、その色素成分が異なります。
赤いすいかには赤の色素成分リコピンが含まれますが、黄色いすいかには黄色の色素成分キサントフィルが含まれます。
キサントフィルはほとんど聞きなれない言葉ですが、同じ分類の成分として代表的なルテインやアスタキサンチンなどは、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
赤いすいかに含まれるリコピンと、黄色いすいかに含まれるキサントフィル、どちらもカロテノイドの一種で強い抗酸化作用を持っています。
活性酸素を抑制し、老化予防にも効果的な成分です。

黄色いすいか

黄色いすいかと赤いすいか味の違い

赤いすいか同様、近年では黄色いすいかの品種改良が進み、甘くおいしいものが増えています。
すいかの甘さ品種によってだいぶ違ってきますが、すいか農家の私の主観では、黄色いすいかはシャリシャリとした歯触りに加えて、後味もさっぱりとした甘みが特徴。
香りは、赤いすいかの方がすいか独特の香りが強く、黄色いすいかは比較的香りもすいか臭さがうすい印象です。

日本では長年にわたり黄色すいかと言えば、”あまりおいしくない”というイメージが強いままでした。
もの珍しさで買ってみるものの、「やっぱりすいかは赤い方がおいしい」と感じたことがある方もいるかもしれません。

黄色いすいか

しかし、そんな今までの常識をくつがえす黄色いすいかが、近年話題の黄色い大玉すいか『金色羅皇』なのです。
金色羅王について詳しくはこちらの記事ご参照ください。

黄色いすいかの購入方法

スーパーで購入できるすいかの多くは赤いすいかの場合がほとんどです。
黄色いすいかは栽培も難しく生産者も限られているため、一般的に販売されているのはごくわずか。
農家直送か、産直・お取り寄せで購入するのが一番の近道です。。
EDENでは、黄色いすいかの中でも幻の超糖度ゴールデンすいかといわれる「金色羅王」のみ取り扱っています。
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史上最高糖度の金色すいか

黄色いすいかの中でも、近年話題沸騰の大玉すいかがあります。
それが、幻のゴールデンすいかと呼ばれる「金色羅王」です。
果肉の色にはこだわらず、とにかく食味と甘さを追及されて作られた品種「金色羅王」。
糖度15度を超える希少な品種で、極めて強い甘みと、さっぱりとした風味と香りを持ち合わせた果肉の黄色い大玉すいか。
果肉はレモンイエローというより黄橙色で黄金にも似た色、シャリ感に優れた食感が特徴です。

黄色いすいか直送
誰よりも味にこだわる農家だけが栽培を許される黄金のすいか、ぜひ一度は食べてみてほしい逸品。

すいかといえば赤いもの、という概念が変わります。
笑伝のすいかの中でも特に極上品の”笑伝の宝玉”は数に限りがありますので、お早めに。

EDENで栽培している黄色いすいかはこちらからご購入可能です。

 

「高級お取り寄せすいか🍉
笑伝すいかの特選品”笑伝の宝玉”とは」

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この記事を書いた人

野菜ソムリエプロ ASUKA

野菜ソムリエプロ ASUKA

EDENの農作物と一緒にぬくもりを、そして野菜ソムリエとしてちょっと役立つ情報をお届けいたします。4人の母で自分自身も消費者として家族の健康を考えた食事にも関心が高いです。