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やまがたGAP認証すいか: 安全でおいしいを届けられる持続可能な農業

やまがたGAP認証の笑伝すいか

EDENの栽培するすいかは”やまがたGAP”認証を取得しております。
EDENでのGAPの取り組みは、主に働いている人の労働環境を守るため・持続可能な農業を構築するために行っています。
今年もいろんな気づきや改善があったので、今回はそんなGAPの取り組みについて触れていきたいと思います。
農業と食卓の未来をより豊かにしたいと思っている方、よかったらぜひ最後までお付き合いください。

すいか栽培

農業の「GAP」ってなに?

GAPとは、消費者、生産者、環境にとって、「Good」な農業の取組のことをGAP(ギャップ)といいます。
Good Agricultural Practicesの頭文字をとった言葉で、直訳すると「よい農業の取組」という意味ですが、一般的には「農業生産工程管理」と呼ばれています。
GAPに取り組む生産者を応援することは、私達が口にする食品の安全や、自然環境の保全、生産者の労働安全や人権の保護に配慮することにつながるとされています。
農林水産省:Goodな農業!GAP-info参照

農業GAPとは

「やまがたGAP」とは

やまがたGAPとは、県が策定したGAP(農業生産工程管理)で、以下の5分野について管理すべきポイント(管理点)と満たすべき基準(適合基準)が設定されています。
「食品安全」
「環境保全」
「労働安全」
「人権保護」
「農場経営管理」
農産物生産の各工程で適切な時期に点検を行い、改善を図るための取組みです。
EDENで取り組む”やまがたGAP”については、以前のブログ記事に詳しく記載しておりますので、よかったらご参照ください。

GAP認証

消費者・労働者の安全GAP認証すいか

安心安全を見える化

「Good」な農業の取組といわれてもピンと来ない方が大半を占めるでしょう。
そんなGAPの取り組みの一例として、例えばGAPの取り組みでは農薬や肥料を適切に使い、しっかりを記録をつける必要があります。
この生産記録簿で生産工程をまずは見える化します。
しっかりと生産管理を行っていくことで、安心して食べられる美味しいすいかに。
また、そうして生産管理を記録し、見える化することで、過剰な農薬や肥料を防ぐことができ、環境保全にもつながります。
認証取得にはちょっと手間や時間がかかりますが、審査して認証を取得することですいかにGAP認証ラベルを貼付。
第三者認証でお客様にも安心安全を審査された農作物であることを見える化。
このラベルの安心感が、贈り物としてすいかを贈る際もご好評いただいております。
やまがたGAP
余談ですが、やまがたGAPのノーマルな認証ラベルはこれです↓
やまがたGAP
ちょっとおしゃれに貼りたかったので、デザイン改めてオリジナルEDEN用に作成しました。
例えば、贈り物でいただいた場合などを想像すると、パッケージの特別感も大事だと思うのです。

働く人にとっての安全確保も課題

この取り組みは継続して取り組むことに意味があると思っています。
なぜなら、農業に限らず世の中は人も状況も変わり続けるものですから。
今年もまた反省や課題もあり、たくさんの改善点がありました。
例えば毎日続く猛暑日。暑ければすいかの需要は増えるのはもちろんありがたくて嬉しいです。
しかし、すいかの農繁期に毎日猛暑日続くわけですから、作業員にとっては現場も過酷なものになります。
水分・塩分補給を徹底したり、空調服を着用したり徹底したとしても、ここまで毎日暑い日が続くと危険を伴います。やまがたGAPの取り組み
これから益々温暖化が進むことが予測される昨今、安全管理を見直すきっかけになったとも思っています。
作業員みんなで話し合い、今後の熱中症対策について対策を共有しました。

こうしたトライ&エラーを重ねることで、労働安全につながり、毎年作業効率にもなっています。
ちょっとした事の積み重ねですが、作業効率が上がるのはとてもありがたいことです。
やまがたGAPの取り組み

GAP認証の農作物を買う必要性

GAP認証の農作物を買う必要性がよく解らないという方もいるのではないでしょうか。
農林水産省のページには『GAPに取り組む生産者を応援することがSDGsへの貢献につながります!』と記載してくれているものの、GAPってそもそもなんだかわからないのに、GAP認証を選ぶ必要性を感じてもらうのは難しいと思う部分もあります。

ただGAPに限らず、持続可能な社会を意識した行動を私たち一人一人が自分事で意識することが重要だと考えています。
未来に農業のバトンを渡す身としては、働くみんなで一丸となって生産管理を行っていける農業組織でありたいですし、
働き手がやりがいをもって安全に働ける環境を築いていきたいと強く思っています。

GAPすいか

だから正直、今は皆さんにGAP認証の農作物を買う必要性を感じてもらえてなくても、
認証があるなしに関わらずとも、GAPをしているのです。

もちろん、理解・納得した上でGAP認証農作物を選ぶことも選ばないことも皆さんの自由です。
GAP認証のあるなしに関わらず、
私たちは、”また食べたい!”と思ってもらえるおいしいすいか作りをしていくのが最重要だと思っています。
その上で指名買いで、EDENから買いたいって思ってもらえたら本望です。

おいしいEDENのすいか 販売 通販 笑伝すいか / こだわり農家からすいか直接販売EDEN

持続可能な農業とは

近年では、毎年どこかで異常気象による自然災害が発生していますよね。
5年後10年後は農業を続けていけているのだろうかという不安はもちろんあります。

個々の力では地球環境や世界情勢をガラッと変えることはできません。
だからこそ、自分にできることをコツコツと取り組んでいくしかないのです。

とりあえず自分たちに今できることとして思いつくのは、
・生産工程管理をしっかりして、安全な農作物をつくる。
・安全に働ける労働環境を整備していく。
・勘や経験に頼らず、データで見える化するスマート農業化
・農業と消費者が身近で繋がれるような情報発信
・買うものをしっかり選ぶ(買い物は投票のようなものです)
などなど。

もちろん、これからもたくさん失敗しながら改善を繰り返していくのだと思います。

GAPすいか

一人一人ができることは小さいけれど、みんなでより豊かで明るい未来を創造していきましょう。
子ども達が安心して過ごせる未来の為に。

 

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この記事を書いた人

野菜ソムリエプロ ASUKA

野菜ソムリエプロ ASUKA

EDENの農作物と一緒にぬくもりを、そして野菜ソムリエとしてちょっと役立つ情報をお届けいたします。4人の母で自分自身も消費者として家族の健康を考えた食事にも関心が高いです。