大根を丸ごと楽しもう!農家直伝・ 大根の部位別おいしい食べ方
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大根の部位別使い分けで丸ごとおいしく!
こんにちは。山形県米沢市ですいかや野菜を栽培している野菜ソムリエプロASUKAです。
今回は大根を丸ごと楽しむため、大根の部位別の特徴とおすすめ調理法を紹介していきます!
大根は大きく分けると上側、中心部、下側、葉と4つの部位に分けられ、味わいや食感も異なります。
大根は上部が甘く、下部にいくにつれて辛くなるなど、部位によって使い分けできる野菜。
それぞれに最適な調理方法で、大根を丸ごと楽しむために各部位の特徴を知っていきましょう!
【大根の上側】ぜひ「生」でみずみずしい甘さを味わって
≪大根上側の特徴≫
大根の上部は甘くて水分を多く含むのが特徴。
特に冬大根はみずみずしくて甘いので、ぜひ生で味わっていただきたい部分です。
≪大根上側、おすすめ調理法≫
大根の上部はぜひ生でいただきましょう。
サラダはもちろんですが、スティックが特におすすめです。
自分で栽培している冬大根ですが、食べる手が止まらなくなるほど好きな部分でもあります。
【大根の中心部】甘みと辛みのバランス◎、大根ステーキやおでん、サラダにも!
≪大根中心部の特徴≫
大根の中央部は辛みと甘みのバランスがよいのが特徴です。
大根本来の風味が食感を楽しめる部分。
≪大根中心部のおすすめ調理法≫
大根ステーキやおでん、煮物などがおすすめ。
辛みと甘みのバランスがよく生でもおいしいので、サラダや漬物でもおいしくいただけます。
【大根の下側】煮物や薬味におすすめ!
≪大根の下側・特徴≫
下部は水分が比較的少なく、辛みが強いのが特徴です。
水分が少ない分、かための食感。生だとかなり辛みがあるものも。
≪大根の下側おすすめ調理法≫
水分が少なく調味料がなじみやすいので漬物や煮物、そして辛みを活かした薬味などがおすすめ。煮崩れしにくいのもいいところ。
辛みがある下の部分は、大根おろしでピリッとくる薬味にぴったり。
【大根の葉】栄養豊富!煮物やふりかけで。
≪大根の葉・特徴≫
大根の葉はβカロテンやビタミン、カルシウム、カリウムなど、ミネラルが含まれていて栄養豊富。
もし葉付きで大根が手に入れば葉も無駄なくいただきましょう。
さっと塩ゆでしてアク抜きすればさまざまな料理に活用できます。
≪大根の葉おすすめ調理法≫
炒め物や炒め煮、お味噌汁の具などにおすすめ。
細かく刻んで炒ってふりかけにも◎。
今回は、大根の部位別の特徴とおすすめ調理法を紹介しました。
葉付き大根が手に入った場合は、そのままだと乾燥が進んでしまうので、早めに葉と根の部分を切り分けて保存してくださいね。
大根葉は下茹でして使いやすい長さにカットして冷凍保存すると便利です。
詳しい大根の保存方法についてはこちらの記事で紹介しています。
≪大根の皮も活用!≫
さらに、ピーラーでむいた大根の皮も無駄なく活用可能。
食べやすい長さにカットして炒めてキンピラなどにするとおいしくいただけます。
YouTubeで大根使い切りレシピ動画もあげているので、そちらもよかったら併せてご覧ください。
Instagram@eden_asukaでも紹介!
ぜひのぞいてみてください☆」
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この記事を書いた人
野菜ソムリエプロ ASUKA
EDENの農作物と一緒にぬくもりを、そして野菜ソムリエとしてちょっと役立つ情報をお届けいたします。4人の母で自分自身も消費者として家族の健康を考えた食事にも関心が高いです。