まぜるだけ!野菜をおいしく楽しむ発酵調味料【醤油麹】の作り方
食卓に旨味たっぷり発酵調味料をちょい足し
発酵食品とは、微生物の働きによって原料食材を分解(発酵)した食品。
発酵により栄養価があがったり栄養素が吸収されやすくなったり、美味しくなるだけでなく、身体に採り入れた菌で腸内環境が整うため、免疫力があがったり、美容にもうれしい効果が期待できます。
醤油や味噌・ヨーグルトなど発酵食品といってもさまざまありますが、今回は野菜にとっても合う万能調味料の一つ、醬油麴の作り方を紹介したいと思います。
野菜はもちろん、お肉やお魚もおいしく楽しめる醬油麴。
とっても簡単に作る事ができるのでぜひチャレンジしてみてください。
【この記事の内容】
・醬油麴とは
・醤油麹の作り方
・醤油麹の食べ方
・食卓に酵素と旨味をプラス
醬油麴とは
米麹に醤油を加えて発酵させた調味料のことを指します。
醤油麹は旨味がギュッと詰まっている上に、肉や魚をやわかくしてくれる万能調味料。
なんと、うまみ成分グルタミン酸が塩麹に比べて10倍以上にもなる調味料というから驚きです!
醤油麹の作り方
【準備するもの】
醤油 150cc
米麹 150g
ふたのある保存容器(ビンやタッパー)
※醤油・米麹は上記の通りでなくても同等の分量でOKです。
※保存容器は熱湯消毒して使いましょう。
【醤油麹の作り方】
醤油麹の作り方はたった3ステップ!
①パラパラにほぐした麹に醤油ををまぜ合わせる。
②直射日光が当たらない冷暗所にて、常温で保管し、(清潔なスプーンなどを使って)一日一回まぜ合わせる。
③麹が軟らかくなり、少しとろみが出てきたら完成!
(完成までの目安:夏場は5日~1週間程度・冬場は10日~2週間程度)
※麹によっては水分を多く吸ってしまうので、仕込んだ翌日、必要に応じてもう一度ヒタヒタになるように醤油を足してください。
【醤油麹の保存について】
完成した醤油麹は冷蔵庫で保存します。
3ヶ月ほどは日持ちしますが、発酵が進むとせっかくの旨味も味が落ちてしまうので、なるべくお早めに食べましょう。
醤油麹の食べ方
基本的に醤油麹の使い方は、醤油と同じと思ってOKです。
旨味たっぷりで味噌と醤油のいいとこどりなペースト状なのが、醬油麴のいいところでもあります。
食べ方としては、そのまま使って
・蒸し野菜にのせて食べる
・湯豆腐や冷奴にのせて食べる
・炊いた根菜野菜にちょい足し
・肉料理や魚料理の漬け込むにも◎
・納豆に混ぜる←これで作った納豆巻きは絶品です。
混ぜて使って、
・マヨネーズと混ぜてディップにも
・オイルと混ぜてドレッシングにも
・野菜スティックにちょいのせ
などなどわりと結構いろいろおいしく使えます。
食卓に酵素と旨味をプラス
発酵食品である醤油麹を食卓に加えることで、さらに食卓がおいしくなるだけではなく、健康維持にも◎。
腸内環境を整える作用があるので、便秘解消や美容が気になる方にもおすすめです。
とっても簡単に作れる醬油麴、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
さらに、下味に使えて便利な簡単塩麴の作り方はこちらの記事で紹介しています。
併せて覗いてみてください!
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この記事を書いた人
野菜ソムリエプロ ASUKA
EDENの農作物と一緒にぬくもりを、そして野菜ソムリエとしてちょっと役立つ情報をお届けいたします。4人の母で自分自身も消費者として家族の健康を考えた食事にも関心が高いです。