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今日からできる”フードロス削減”。葉以上に栄養があるキャベツの芯をかしこく使いこなそう!

 

キャベツの芯をかしこくおいしくいただきます!

こんにちは。山形県米沢市ですいかや野菜を栽培している野菜ソムリエプロASUKAです。
EDENでは冬野菜、大根やキャベツ、かぶなどを販売しています!

今回は葉以上に栄養があるキャベツの芯についてのお話。
できるだけ食費を抑えたい。
節約しながら無駄なく食材を使いたい。
フードロス削減に興味がある。
そんな方はぜひ最後までお読みください。

【この記事の内容】
・キャベツの芯の栄養素
・キャベツの芯の食べ方
・キャベツの芯を使う際の注意点
・無駄なく使って家計にうれしい
・農家と家庭で取り組むSDGs

一年中手に入りやすい野菜の一つ、キャベツ。
みなさんは「キャベツの芯」、どうしていますか?
かたくて捨ててしまいがちなキャベツの芯も、工夫次第でおいしくいただくことができる食材です。

 

捨ててしまいがちなキャベツの芯、実は葉にはない特徴を持っています。
葉以上に栄養があるキャベツの芯栄養素や使い方について知っていきましょう。

 

キャベツの芯の栄養素

キャベツの芯にはカルシウム、カリウム、リン、マグネシウムが葉の約2倍も多く含まれています。
また、甘味成分である「アラニン」や、甘味の強い糖質「スクロース」なども多く含まれており、加熱することで甘みがアップ。
スープなどでぜひ無駄なくいただくことをおすすめします。
さらに、食物繊維も葉の1.5倍も含まれます。
ただ硬いというだけで、捨てるにはもったいないですよね。

 

キャベツの芯の食べ方

キャベツの芯の下根本2cmほどは筋っぽく硬いので切り落としますが、それ以外は葉同様食べることができます。
むしろキャベツの芯の糖度は葉よりも高く、シャキシャキした食感があるので、程よい歯ごたえも楽しむことができます。キャベツの芯は「そぎ切り」や「細切り」にして調理するのがおすすめです。
硬すぎない薄切りにすることで火の通りが良くなり、味もしみ込みも抜群。
炒めものの具材や、スープなどでいただくと汁に流れ出た栄養素も無駄なくいただくことが出来ます。
粗みじん切りにして餃子の種や肉団子の中身にしても、歯ごたえある食感が楽しめ、咀嚼力にアップにもつながりますよ。
硬い歯ごたえが好きな方は、スティック状に薄くカットしてサラダに使うのもおすすめです。

 

キャベツの芯を使う際の注意点

キャベツの芯は、煮込みすぎるとちょっと独特の香りがでて風味を損ないます。
食感を楽しむためにも、甘みや風味を生かすためにも、加熱しすぎに気を付けましょう。

 

 

無駄なく使って家計にうれしい

日本の社会課題であるフードロス。
国内のフードロスの約4割は家庭から出ており、その半数は野菜であるといわれています。
キャベツの芯を使えばフードロスが削減する!と言い切れるわけではありませんが、そういう一人一人の心掛けが大切です。
今日からできるSDGsとして、食材の使い方を今一度見直してみてはいかがでしょうか。
食べきれない食材は買わない。
買った食材は無駄なく使いきる。
食材を無駄なく使うように意識することで家計の節約にもつながります。

 

 

農家と家庭で取り組むSDGs

今回は食材を無駄なく使うための豆知識、キャベツの芯のお話をしました。
小さなみんなの1歩が子供たちに持続可能な未来を残すことにつながります。
農家としても、規格外野菜の行き場がなく、廃棄処分となってしまう農作物が多くあるのが現状で、フードロス削減は大きな課題です。
私たち農家だけでは解決できない課題も農家と家庭の距離が近くなれば、解決の糸口を見つけられることもあるかもしれません。
少しずつ、お互いを知り、持続可能な地球の未来を共に築いていきましょう!

 

EDEN ASUKAブログではすいかをはじめ、山形の農家「EDEN」で栽培する野菜のおいしい食べ方や豆知識を更新しています。
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この記事を書いた人

野菜ソムリエプロ ASUKA

野菜ソムリエプロ ASUKA

EDENの農作物と一緒にぬくもりを、そして野菜ソムリエとしてちょっと役立つ情報をお届けいたします。4人の母で自分自身も消費者として家族の健康を考えた食事にも関心が高いです。