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おいしく大根1本使い切る!野菜ソムリエ直伝、大根が長持ちする保存方法

大根の保存方法と保存期間、長持ちテクニック

こんにちは。山形県米沢市ですいかや野菜を栽培している野菜ソムリエプロASUKAです。
EDENでは冬期間限定で大根やキャベツなどを生産販売しています。

冬が旬の大根。冬大根はみずみずしくて甘いのが特徴です。
おでんや煮物、汁物、さらに薬味の大根おろしなど、さまざまな料理に大活躍。
しかし、サイズの大きい大根は使い切れずに傷ませてしまうことありませんか?
今回は野菜ソムリエが大根が長持ちする保存方法を解説。
正しい保存方法を知れば、大根まるごと1本買ってもおいしく使い切ることができますよ。

この記事では、現役農家で野菜ソムリエプロASUKAがまるごと1本大根、カット大根、冷凍保存、それぞれの保存方法を詳しく解説していきます。

【この記事の内容】
・まるごと1本大根の保存方法
・カット大根の保存方法
・大根の冷凍保存方法
・農家直伝!おいしい大根の選び方

 

比較的お手頃価格で1年中手に入りやすく、いろんなお料理に使える大根。
大根の保存について詳しく知り、まるごと買ってもおいしく食べきりましょう!

まるごと1本大根の保存方法

まるごと1本のままの大根を保存する場合は、大根をまるごと新聞紙かキッチンペーパーで包み、大きめのポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
丸ごとの場合は比較的長く日持ちし、2~3週間は保存可能です。
晩秋~冬場の寒い時期なら冷蔵庫に入れずに涼しい場所でも保存できます。
また、大根は立てて置いておくことで、余計な体力を使わず日持ちするので、可能ならば立てて保存しましょう。

 

大根まるごと1本保存するコツ

①大根の葉は早めに切り分ける
②乾燥させない
③可能ならば、なるべく立てて保存

①大根の葉は早めに切り分ける
大根は葉がついたままの状態で置いておくと、葉に栄養をとられて、あっという間にしなびてしまいます。
葉付きのダイコンを手に入れたら、新鮮さを保つため、まずは葉と根の部分を切り離しましょう。
実は大根は葉の部分も栄養たっぷりなので、なるべくなら塩ゆでして煮物にしたり、炒ってふりかけにしたりしていただきましょう。

②乾燥させない
大根は乾燥に弱いので、湿らせた新聞紙にくるみ、その上からビニールをかぶせて野菜室に入れておくと長持ちします。
乾燥を防いであげるのがみずみずしさを保つコツです。

③可能ならば、なるべく立てて保存
野菜は、育った環境と同じ状態にしてあげることで、余計なエネルギーを使うことなく長持ちします。
もし可能ならば、頭を上にして立てて保存すると鮮度維持に繋がります。

カット大根の保存方法

1/2などの大きさにカットされた大根の場合、保存期間の目安は、1週間~10日程度。
根の部分に切れ目を入れると傷みが早くなるので、カット大根は早めに使い切るのがおすすめ。1週間以上使い切れないような場合は冷凍保存しましょう。

 

もし食べやすい大きさに切った大根の場合は、密閉容器やポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存します。この場合は2~3日を目安に使い切りましょう。

大根の冷凍保存方法

大根をすぐ使い切れないような場合は冷凍保存するとよいでしょう。
大根は輪切りや乱切りなど、使いたい大きさに切ってから冷凍用保存袋に入れて生のまま冷凍保存することが可能です。
ただし、大根の繊維が壊れるため、やや柔らかく、食べたときにぐにゃっとした食感になります。素材の食感を楽しむサラダなどには向きませんが、繊維が壊れることを活かしておでんや煮物に活用するのがおすすめ。
壊れた繊維のすき間に調味料が入り込みやすくなり、生の状態より味がしみ込みやすく、時短料理になります。
冷凍保存した大根を使う場合は、凍ったまま煮汁の中に入れればOKです。

 

冷凍保存するなら大根おろしも◎
大根おろしにして冷凍すれば、食感をあまり変えずに保存することができます。
軽く水けを切った大根おろしを1回分ずつラップに包んで冷凍用保存袋に入れて凍らせます。
離乳食冷凍容器や、大きめの氷容器などにいれての小分け冷凍もおすすめ。
使うときは自然解凍か、流水解凍してください。
解凍したものを加熱せずそのまま食べる場合、冷凍してから2週間程度を目安に使い切ることをおすすめします。

農家直伝!おいしい大根の選び方

大根は収穫されてからお店に並んで皆様がお買い物するまでにも徐々に鮮度を失っています。
なるべく新鮮なものを購入し、正しい方法で保存することが重要です。
新鮮で美味しい大根を見分けるポイントは主に4つ。

 

おいしい大根の選び方

①全体にみずみずしい色が白く、触ったときハリがある
②持ったときずっしり重い
③ひげ根の毛穴が少なく浅い
④葉っぱ付きのものは、葉が鮮やかな緑で、先までピンと元気なもの

①色が白く、触ったときハリがある
大根は乾燥に弱い食材です。
収穫から時間が経っていたり、保存状態が悪いとみずみずしさを失います。
なるべくハリのある透き通った白さの大根を選びましょう。

②持ったときずっしり重い
持った時にずっしりと重いのはみずみずしい証拠です。
なるべくずっしりとした重量感のある大根を選びましょう。

③ひげ根の毛穴が少なく浅い
大根は、育った土質や環境により食味が変わってきます。
大根にとって心地よい環境で育つと、ひげ根の毛穴が少なく浅いものが多く、食味もよくなります。

④葉っぱ付きのものは、葉が鮮やかな緑で、先までピンと元気なもの
直売所などでは葉つきの大根も購入することができる場合がありますよね。
大根の葉は栄養満点なので、ぜひ葉もおいしくいただくことをおすすめします。
しかし、葉つきのままだと大根の劣化が進みやすいので、葉のついた大根を購入する場合は葉の色が鮮やかな緑色で新鮮なうちに購入しましょう。

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この記事を書いた人

野菜ソムリエプロ ASUKA

野菜ソムリエプロ ASUKA

EDENの農作物と一緒にぬくもりを、そして野菜ソムリエとしてちょっと役立つ情報をお届けいたします。4人の母で自分自身も消費者として家族の健康を考えた食事にも関心が高いです。